- 2005年10月21日 23:50
10月21日 以前から心待ちにしていたキースジャレットの追加公演を友人のイラストレーター及川氏と一緒に聴きに行ってきた。奇しくもその日は恩師宮脇さんの命日なのだけれど、これも供養かなとも思う。キースジャレットのことは1975年のケルンコンサートのLPが発売され、購入した当時から、その音に魅入られている。演奏は即興で行われ、その時の聴衆の反応を感じながら行われる。
単純な音をピアノの鍵盤から拾いながら、その音を重ねていくことでいつのまにか、私たちの記憶のどこかにあるハーモニーが奏でられている。
それは「音の原風景」だと思わせてくれる。
これも宮脇さんがよく「その時代の原風景を」と言われていたことと、重なりあう。
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